推しができて、初めてアクスタを買ってみる。
最初はそれだけのつもりだったのに、同じ衣装の缶バッジも気になる。ぬいを迎えたら、今度は外へ連れて行くためのポーチまで欲しくなる。
通販サイトのカートへ入れてみると、商品代に送料や手数料が加わり、思っていたより高くなっていた。
推し活を始めると、そんな場面が少しずつ増えていきます。
推しができたばかりの頃って、過去のグッズまで全部欲しくなっちゃうんだよね。
SNSでは、同じグッズを何十個も並べた祭壇や、ライブのたびに遠征している投稿も目に入ります。
「みんな、推し活に毎月いくら使っているんだろう」
「自分の予算では少ないのかな」
周りの楽しみ方を見ていると、そんなことが気になるかもしれません。
けれど、推し活に必要な金額は一つではありません。
漫画や配信を中心に楽しむ人もいれば、グッズを集めたい人、ライブや舞台へ足を運びたい人もいます。
何を楽しみたいかによって、かかるお金は変わります。
この記事では、推し活で発生しやすい費用と、自分の生活に合った予算の決め方を紹介します。


推し活で何をするのか知りたい方は、「推し活とは?初心者向けに始め方・楽しみ方・必要なものをやさしく解説」も読んでみてください。
推し活でお金がかかるのはグッズだけではない


推し活の出費と聞くと、最初に思い浮かぶのはグッズ代かもしれません。
アクスタ、缶バッジ、ぬい、トレカ。
作品によっては、新しいグッズを予約した直後に、次のシリーズが発表されることもあります。
ただ、実際に財布から出ていくのは、グッズの値段だけではありません。
動画や音楽の配信サービス、ファンクラブ、漫画アプリの課金などは、毎月少しずつ支払いが続きます。
一つひとつは小さな金額でも、複数利用していると、いつの間にかまとまった固定費になっていることがあります。
通販でグッズを買えば、送料や決済手数料も必要です。
1,500円のアクスタを一つ買ったつもりでも、注文画面では2,000円を超えていた、ということも珍しくありません。
ぬいを買ったあとに、持ち歩くためのポーチや保管ケースが欲しくなることもあります。
ライブや舞台へ参加する場合は、さらに出費が増えます。
チケット代のほかに、発券手数料や会場までの交通費、飲食代、コインロッカー代も必要です。
会場へ着いてから物販を見て、予定になかったグッズを買いたくなる日もあるでしょう。
遠征なら、新幹線や飛行機、ホテル代まで加わります。
チケットは無事に取れたのに、あとから宿泊先を調べたら、ホテル代のほうが高かった。そんなこともあります。
推し活でかかりやすいお金は、大きく分けると次の6つです。


- 漫画、配信、ファンクラブなどの定期的な費用
- アクスタ、ぬい、CDなどの購入費
- ライブ、舞台、展示会などの参加費
- 新幹線、飛行機、ホテルなどの遠征費
- 通販やチケットにかかる送料・手数料
- スリーブ、ポーチ、棚などの保護・収納費
グッズ代だけを見ていると、細かな出費を見落としやすくなります。
買う前に、手元へ届くまでの合計金額を見ておくと、予算とのずれを減らせます。



商品ページの値段だけではなく、注文を確定する前の合計金額まで見ておきたいね。


どんなグッズから選べばよいか迷っている方は、「推し活グッズとは?初心者におすすめの定番アイテムと選び方をやさしく解説」も参考にしてみてください。
推し活には月いくらかかる?
推し活には、「毎月この金額が必要」という決まりはありません。
ここで紹介する金額も、推し活をしている人全体の平均ではなく、予算を考えるための一例です。
どのくらいグッズが発売されるか、イベントへ何回参加するかによって、実際の金額は変わります。


漫画や配信を中心に楽しむ場合
公式SNSを見る。好きな作品を読み返す。配信サービスを一つ利用する。
このようなおうち中心の推し活なら、お金を使わない月もあります。
電子書籍を一冊買ったり、気に入ったグッズを一つだけ選んだりするなら、月0〜3,000円ほどに収まることもあるでしょう。
毎月必ず何かを買う必要はありません。
欲しいものがない月は、その分を次へ残しておけます。
グッズを少しずつ集める場合
アクスタやぬい、缶バッジを定期的に買うなら、月3,000〜1万円ほど使う月もあります。
ただし、発売されたグッズをすべて買う前提ではありません。
アクスタを一つ買う月もあれば、気になるものがなく、何も買わない月もあります。
通販では送料が加わるため、購入点数が少なくても、思っていたより高くなることがあります。
グッズを集めたい場合は、月の金額だけではなく、買い方の基準も決めておくと迷いにくくなります。
「アクスタは月に一つ」
「ランダム商品は3個まで」
「特に好きな絵柄だけ買う」
このように決めておけば、新商品が続けて発表されたときにも、一度立ち止まりやすくなります。
イベントや遠征がある場合
ライブや舞台へ行く人は、毎月の出費が同じにはなりません。
何もない月は配信サービス代だけ。
それでも、チケットの申し込みが重なった月には、一度に数万円の支払いが発生することがあります。
遠征するなら、交通費やホテル代も必要です。
そのため、イベントを楽しみたい人は「毎月いくら使うか」だけでなく、今年どの公演へ行きたいかまで見ながら考えたほうが現実的です。
普段はあまり使わず、年に一度の遠征のために少しずつ残しておく人もいます。



行きたいイベントのために、あえて何も買わない月を作ってもいいんだね♪
自分に合う推し活予算の決め方


推し活の予算は、周りのファンが使っている金額ではなく、自分の生活から決めます。
月5,000円を気軽に使える人もいれば、同じ金額が大きな負担になる人もいます。
収入だけでなく、家賃や食費、家族にかかるお金も違うからです。
まず考えたいのは、推し活にいくら使いたいかではありません。
今月、生活のためにいくら残しておく必要があるかです。
生活に必要なお金を先に残す
家賃、食費、光熱費、通信費、医療費、返済。
毎月必要になるお金を先に確保します。
家電の故障や急な通院など、予定していなかった出費に備える分も、少し残しておきたいところです。
限定グッズの予約期間は待ってくれません。
それでも、来月の家賃や食費は必ず必要になります。
生活に必要なお金を残し、そのあとで推し活に使える上限を決めます。
普段使う分とイベント用を分ける
推し活に使える金額が月5,000円なら、たとえば次のように分けられます。
- グッズや作品に使うお金:3,000円
- ライブやイベントの積立:2,000円
イベント用に月2,000円を残せば、半年で1万2,000円です。
チケット代のすべてには届かなくても、申し込みが始まったときに一から用意するより負担は軽くなります。
欲しいグッズがない月は、3,000円を使い切る必要もありません。
そのまま残しておけば、本当に気に入ったものが出たときに使えます。



「今月買うもの」と「これから行きたいイベント」を分けると、使える金額が見えやすくなりますよ。
推しができた直後ほど、一度に揃えない
推しを好きになったばかりの頃は、過去のグッズや作品にも一気に追いつきたくなります。
中古ショップで見つけた昔のアクスタ。
雑誌のバックナンバー。
もう販売されていないコラボ商品。
見つけるたびに、「今買わないとなくなるかも」と感じるかもしれません。
そんなときは、まず一番好きなものを一つ選んでみてください。
届いたら飾る場所を決め、しばらく楽しんでから次を考える。
少し間を空けるだけでも、本当に欲しいものが見えやすくなります。
迷った商品をカートへ入れたまま、一晩置いてみるのも一つの方法です。
翌日になっても欲しいと思ったら、残っている予算を確認してから購入を決めます。
残っている金額を見えるようにする
細かな家計簿を毎日つけなくても、推し活費の残額だけは分かるようにしておくと安心です。
専用の封筒や財布へ分ける。
家計簿アプリに「推し活」という項目を作る。
電子マネーへ今月分だけ入れておく。
続けやすい方法で構いません。
一回の買い物は1,000円ほどでも、数回重なると大きな金額になります。
月末の明細を見て初めて気づくより、「今月はあと2,000円」と購入前に分かるほうが判断しやすくなります。


計画も状況が変わるかもしれないから定期的に見直す必要がありそうだね!
予算を超えそうなとき、少しだけ立ち止まる


予算を決めていても、推しの新しいビジュアルを見た瞬間に欲しくなることはあります。
「数量限定」
「予約は今日まで」
そんな文字を見ると、ゆっくり考えにくくなるものです。
買ってはいけないと我慢するだけではなく、迷ったときに戻れる基準を持っておくと、買うか見送るかを決めやすくなります。
SNSで見た数を自分の基準にしない
SNSでは、同じ缶バッジを何十個も並べた写真や、すべての公演へ参加した報告が目立ちます。
けれど、その人が推し活に使える金額や、普段どのような生活をしているのかまでは分かりません。
たくさん並んだ祭壇を見て、「自分も同じ数だけ買わなければ」と考えると、本当はそれほど欲しくなかったものまで増えてしまいます。
お気に入りのアクスタを一つだけ机に置く。
それを眺める時間が好きなら、周りと同じ買い方をする必要はありません。
周りのグッズの数を見て焦ったときは、自分が最初に欲しいと思ったものを思い出したいな。
ランダムグッズは買う前に終わりを決める
ランダム商品は、推しが出なかったときほど追加したくなります。
「あと一つだけ」
「次なら出るかもしれない」
そう思って買い足しているうちに、最初の予算を超えてしまうことがあります。
購入する前に、3個まで、3,000円までというように、終わりを決めておきます。
推しが出なかった場合は、交換を探したり、中古で単品購入したりする方法もあります。
最初から推しを選んで買ったほうが、結果的に安く済むこともあります。
翌月のお金を先に使わない
「来月になれば払える」と後払いを重ねると、収入が入った時点で、次の月に使えるお金が減っています。
そこへ新しいグッズが発表されると、また後払いを使いたくなり、なかなか余裕が戻りません。
後払いを利用する場合も、これから入る予定のお金ではなく、今持っている範囲で支払えるかを確認しておきたいところです。



今月は買わないと決めることも、次に本当に欲しいものを選ぶための余白になります。
推し活の予算は、次も楽しみにできる金額で


推し活にかかるお金は、楽しみ方によって変わります。
今月は漫画を一冊。
次の月は、ずっと気になっていたアクスタを一つ。
ライブへ行きたいなら、しばらくグッズを買わず、その分を残しておく。
すべてを同じ月に叶える必要はありません。
買ったあとに生活が苦しくならず、次の作品やイベントも楽しみに待てる。
そのくらいの金額が、自分に合った推し活予算です。



次の楽しみを待てるくらい余裕を残せたら、推し活も続けやすそうだね♪

